フタホシコオロギ (Gryllus bimaculatus) のケアシート <2002.10.27>

[一般的な情報]
フタホシコオロギは亜熱帯地域に分布するコオロギです。孵化直後の体長は2-3mm、その後8回の脱皮を繰り返し成虫(終令)なります。終令時のサイズは大きいもので3cm-3.5cm程。室内飼育下での寿命は、室温30℃においておよそ5週間で終令(羽付)になりその後4週間の間に交尾産卵を行い一生を終えます。トータルして60日前後の寿命です。当然、飼育温度によりライフサイクルは変化します。

[ケージセット]
1. Mサイズ500匹で60cm標準水槽か同程度のプラスティック容器(衣装ケース等)にコブシ大に丸めた新聞紙(鶏卵の紙製パッキング材も良好です)を充たす。
2. 必ずケージ内の一画に浅い水皿を設置する。
3. 脱走防止の為の蓋は金網などの通気性の良いものにする。

[餌]
1. 脂分の少ないペット用の配合飼料(金魚、錦鯉の餌、マウス、ラビットフード、など)が利用可能。
2. 最初に二掴み程度ケージ内にばらまく様に入れる。
3. 餌は無くなる前に補給する。

[水]
1. 水を湿らせたウールマット等を浅い水皿の中に置き、そこから給水させる。
2. 水は無くなる前に給水する。
3. 水皿のウールマットは汚れたら早めに交換する。

[温度]
1. 24-30℃で状態良く保存可能。
2. 冬場は保温が必要になるのでケージ底にフィルムヒータを敷くか温室で管理する。

[日常管理の注意点]
1. 高密度の(コオロギ1匹当りの空間が十分でない)場合に共食いの頻度が高くなります。
2. 餌と水が不足すると寿命が短くなり共食いの頻度も高くなります。またケージ内の新聞紙をカジリぼろぼろにします。
3. ケージ内の湿度が高い(蒸れる)とコオロギが弱りダニも発生しますのでなるべく乾燥ぎみを維持して下さい。
4. ケージ内に床材は必要ありません。特に湿った土などの床材は不潔になりますので使わないで下さい。
5. 水の代わりに野菜等から給水させる事も可能ですが春菊などコオロギが中毒を起す種類もあります。またある種の農薬はコオロギにとって致命的で、その様な農薬の染込んだ野菜を与えた場合、半日程で全滅します。
6. 化学薬品、犬猫用のノミよけ首輪、漂白剤、揮発性溶剤、殺虫剤、消毒剤、熱風、冷気の吹出し口、の近くにコオロギのケージを設置しないで下さい。


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